「プログレス3」「イージネス2」をお使いの方は
レスキューハンドルをご確認ください。
アドバンスのハーネス「プログレス3」「イージネス2」について、以下のセーフティノートがアナウンスされました。
プログレス3、イージネス2に関する安全上のお知らせ
このセーフティノートの対象となるのは、シリアルナンバーが1147390未満のプログレス3、およびシリアル番号が1147140未満のイージネス2です。
該当するハーネスをお使いの方は、ただちにレスキューハンドルを確認する必要があります。
ハーネスのシリアル番号は、リュックサック上部の持ち運び用ハンドルの横にあるロゴラベルの裏に記載されています。
この検査で確かな結果が得られない場合は、次にフライトする前にレスキューハンドルとインナーコンテナを交換する必要があります。
交換品はアドバンス社から無料で提供されます。
詳細
プログレス3を使用したフライトで、アクシデントが発生しました。レスキューハンドルを引いた際、黄色のプラスチック製のリリーススプリントがハンドルから外れ、レスキューパラシュートがリリースできなくなりました。このケースでは、幸いなことにパイロットは負傷しませんでした。
内部調査の初期段階において、ハンドルにケーブルを取り付ける製造手順に関連する欠陥がある可能性があることが判明しました。
他のハーネスモデルはこの影響を受けません。また、他の上記のシリアルナンバーより大きいシリアルナンバーのプログレス3およびイージネス2も、2018年7月以降は問題のレスキューハンドルとは異なる素材、異なる処理で製造されているため、影響を受けることはありません。
今回のアクシデントが特殊なケースである可能性を確実に否定することができないため、アドバンスは、スプリットピンケーブルが約10~12kgの荷重に耐えられないイージネス2(シリアルナンバーが1147140 未満のもの)、およびプログレス3(シリアルナンバーが1147390 未満のもの)のすべてのレスキューパラシュートハンドルとインナーコンテナの予防的リコールを開始します。
レスキューハンドルがこの必要な荷重に耐えられるかどうかを判断するための簡単なテストの手順は、下記のリンクからご確認ください。
https://www.advance.swiss/en/services/security/safety-notice-easiness-2-progress-3
テストの結果が満足のいくものではなく、レスキューハンドルが影響を受けている場合は、コンテナを含む新しいハンドルをwww.advance.swiss/en/recall/progress3_easiness2(注:リンク先のページは英語です)から無料で注文できます。
このセーフティノートによりご不便をおかけします、プログレス3およびイージネス2のユーザーの皆さますべてにお詫び申し上げます。信頼性の高い製品と高品質の仕上がりは、30年以上にわたりアドバンス社の最優先事項であり続けています。当社は最高品質の製品とその保証に引き続き注力し、継続的に改善してまいります。
手順に関してご質問やご不明な点がございましたら、ADVANCE または販売店に直接お問い合わせください。
[セーフティノート原文、レスキューハンドルのテストの手順こちらから]
【この件に関してのお問い合せ先】
アドバンスジャパン㈱
https://www.advancejapan.co.jp/
TEL:046-280-4700
アドバンス本社
https://www.advance.swiss/en/
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