【大会レポート】新潟県知事杯争奪尾神岳スカイグランプリ2024

Jリーグ第7戦・新潟県知事杯争奪尾神岳スカイグランプリ2024
開催日:10月26-27日 開催エリア:新潟県 尾神岳スカイスポーツエリア

Report&Photo:JHFパラグライディング競技委員会
Title Photo: 中村浩希

2024-10-26 Day1
Task Cancelled

30年以上の歴史がある本大会。事前の予報では2日間とも芳しくなく、無事成立を祈って初日を迎えた。

当日朝の時点では渋いながらも1日中正面から風が入る予報で、リッジが働くことを期待して、尾神尾根線上を2往復して米山を取って役場にランディングする20.9kmのタスクが組まれた。

当初はゴールレースでタスクを発表するも、なかなかレースが可能なコンディションにならず延長を重ねる。最終的には12:30ゲートオープンのエラップスでレーススタート。しかしゲートが開いても渋い状況は変わらずで、結局1人もミニマムを超えることなく、タスクキャンセルとなった。

2024-10-27 Day2
16km Elapsed time

南風優勢な予報でリッジも期待できないことから、ランディング周辺をグルグルと4周回る、16kmの巡回タスクが組まれた。10:55ゲートオープンのエラップスだ。

ゲートが開いてしばらく経つと、なぜか正面から風が入り出し、リッジも取れるような雰囲気に変わる。
上手いタイミングでサーマルに乗れた丹パラチームが仲良く周回してミニマムを超える。

その後コンディションは尻すぼみになり、これで終了かと思われたゲートクローズ間近に、この日1番のサーマルタイムがやってきた。タイミング良く上空にいた中川がこれに乗り、一筆書きで1周してみせる。

最終的にミニマムをクリアできたのは、宮田、中川、下野、多賀、福丸、坂口、長島、山下の8名のみ。

デイクオリティは0.05となり、かろうじて大会成立。
集計結果はミニマムをクリアした人は4ポイント、それ以外は3ポイントとなり順位がつけられないので、距離に応じて順位をつけ、足りない分はジャンケンにて決定した。

大会結果

総合

順位 氏名 使用機体 得点
1位 中川 喜昭 777 King2 MS 4
1位 山下 敦子 Ozone Enzo3 S 4
1位 宮田 清和 Ozone Enzo3 M 4
1位 福丸 貴大 BGD Diva2 S 4
1位 長島 信一 AirDesign Hero2 M 4
1位 多賀 純一 Ozone Enzo3 S 4
1位 下野 悠敬 Phi Scala2 19 4
1位 坂口 実 Gin Leopard S 4
女子総合

1位 山下 敦子 Ozone Enzo3 S 4
スポーツクラス

1位 中川 喜昭 777 King2 MS 4
1位 下野 悠敬 Phi Scala2 19 4

関連リンク:新潟県知事杯争奪尾神岳スカイグランプリ2024(JHFパラグライディング競技委員会)(大会結果もこちらに)

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