よしかわ杜氏の里カップ2024
開催日:8月24-25日 開催エリア:新潟県 尾神スカイスポーツエリア
Report&Photo: JHFパラグライディング競技委員会
2024-08-24 Day1
Race to Goal 20km
夏休みに飛びまくったにもかかわらず翌週にレースもしたいという筋金入りのフライヤーが40名ほど集まった。
週間天気予報ではダメダメな週末だったが、開催が近づくにつれ飛べそうな雰囲気に。
金曜日は相変わらず好コンディションで、1200m程上がって好き放題動けたようだ。金曜の夜時点の予報では、土曜日は終日稜線正面からの風が吹きそうだったので、沖出しを繰り返す20kmの仮タスクを組んだ。
土曜日になると、日射は弱いもののちょうど良い風が正面から入ってきている。サーマルトップは1000m前後の予報で問題なくステイできそうだったので、仮タスクのままレースを行うことにした。
尾神岳稜線を1往復した後、海岸線にポイントを置いた同心円を4回出入りして、柿崎川ダムを取って帰ってくる20.7km。
10:10にゲートオープンし、10:50にレーススタート。
40名ということもあり、20分でほぼ全員がテイクオフでき、尾神岳山頂に取りついた。
高度900m前後でスタートを切ると、Photon勢を前に一斉に走り出す。J2リーグ勢も慣れてきたのか、綺麗なスタートを切る。
稜線の1往復は上げ直しも必要なく、小林、能祖を先頭に遊らんどを取って戻ってくる。
1回目、2回目の沖出しは、加藤が先頭に立ち集団をリードする。
沖出しになると流石にPhoton勢が速いが、Alpinaに乗る菊田、後藤も食らいついていく。
3回目、4回目の沖出しになると効率良く飛んでいるかどうかで差が出てくる。
最後のダムへは、加藤を先頭に、古賀、後藤、能祖、少し遅れて盛。
加藤は低く、能祖、盛は少し高く直線的に、後藤と古賀は上げ直しを入れつつ戻ってくる。
しかし、さすがに低すぎた加藤はボムアウト、能祖がデッドヒートを制してトップゴール、7秒差で盛。少し遅れて、1周早くサーマルを見切った後藤、続いて古賀がゴールに雪崩れ込む。最終的に30名がゴールメイクした。
その後、加藤がリフライトでゴールメイクするなど、予報とは裏腹に15時頃まで良いコンディションが続いた。
夜はいつもの体育館ではなく、エアコンの効いた部屋で宴会。夜中まで盛り上がった。
2024-08-25 Day2
Task Cancelled
日曜日は、前線の影響で朝からポツポツと降っており受付後にキャンセルを決めた。
閉会式後には雨も上がり飛べそうな雰囲気もあったが、帰る途中で降雨の場所もありキャンセルで正解であった。
大会結果
総合
順位 | 氏名 | 使用機体 | 得点 |
1 | 能祖 雄大 | Ozone Photon ML | 997 |
2 | 盛 龍一郎 | Ozone Photon ML | 966 |
3 | 後藤 春菜 | Ozone Alpina4 S | 938 |
4 | 小林 敦之 | Ozone Photon L | 919 |
5 | 古賀 光晴 | Ozone Photon MS | 918 |
6 | 下野 悠敬 | Phi Scala2 19 | 910 |
女子
1 | 後藤 春菜 | Ozone Alpina4 S | 938 |
2 | 菊田 久美 | Ozone Alpina3 XS | 787 |
3 | 山口 香代 | Niviuk Artik5 22 | 311 |
4 | 飯田 美咲 | Ozone Delta4 MS | 308 |
Bクラス
1 | 関根 靖明 | Ozone Swift6 ML | 896 |
2 | 松浦 龍也 | Ozone Rush6 ML | 760 |
3 | 横田 開 | Davinci Funky2 M | 752 |
チーム戦
1 | スカイパラグライダーズ(能祖雄大、後藤春菜、関根 靖明) | 6 |
2 | ポンコツ(小林敦之、辻本恵一) | 5 |
3 | ソラ&ドロシー(盛龍一郎、力石一穂) | 4 |