【大会レポート】白馬パラトピア五竜カップ2024

J2リーグ第4戦・白馬パラトピア五竜カップ2024
開催日:10月19-20日 開催エリア:長野県 エイブル白馬五竜スキー場

Report&Photo:JHFパラグライディング競技委員会(執筆:平木啓子)

2024-10-19 Day1
Task Cancelled

初日は曇りのち雨予報で、ほぼ競技はできないだろうと思われました。けれどJ2ということで競技初心者が多いと予想されましたので、念入りなエリア説明・競技説明を行うため、事前キャンセルは行わないことにしました。

雨の降りだしは早かったのですが、多くの方が受付に来てくれました。競技説明、エリア説明を行い、タスクコミッティ・セーフティコミッティを決めた後、1時間ほど長島と平木の座談会方式でコンペセミナーを開催しました。
夜はエスカルプラザで懇親会が行われ、大いに盛り上がりました。

2024-10-20 Day2
11.7km Elapsed time

2日目。昨日の雨の影響でテイクオフは厚い雲に覆われ、気温は昨日までとは打って変わり一桁台。晩秋のような冷え込みでした。

10時頃からガスが消え始めたのでテイクオフに集合し、ブリーフィングを行いました。競技するにはかなり厳しそうでしたが、一縷の望みを掛け、11.7㎞の超ショートタスクを発表しました。

ウインドウオープン時間の13時は、まったく上がる気配はなく、ダミーをポツンポツンと出しますが、多くの選手がグライダーを開くことすらしていませんでした。
ところが、東から晴れ間が徐々に近づいてきて、ステイする選手が出始めました。ウインドウクローズの30分前です。
テイクオフは俄かに活気づき、準備ができた選手から次々とテイクオフしていきました。30機以上が一気に広げられる五竜のテイクオフだからこそ、多くの選手がクローズ前に飛び立つことができました。

上げ切った選手たちが次々とスタートしてパイロンをクリアしていきましたが、上昇は長く続かず、惜しくも最終パイロンに届く前にサーマルタイムは終了し、ゴールならずでした。残念。
それでもみなさんの頑張りで、なんとか大会成立となりました。ありがとうございました!

大会結果

J2総合

順位 氏名 グライダー 得点合計
1位 藤原 安夫 Ozone Rush6 MS 137
2位 辻本 恵一 Ozone Photon XL 134
3位 下野 悠敬 Phi Scala2 19 130
3位 坂本 鉄郎 Skywalk Mint XS 130
5位 加藤 忠春 Ozone Photon MS 126
6位 氏田 敏彦 Ozone Photon L 125
J2女子

1位 後藤 春菜 Ozone Alpina4 S 119
2位 坂本 智春 Skywalk Cayenne6 XXS 92
3位 野口 早苗 Ozone Alpina4 XS 86
3位 多賀 綾子 Ozone Rush6 S 86
Bクラス

1位 藤原 安夫 Ozone Rush6 MS 137
2位 花村 泰明 AirDesign Rize5 S 120
3位 繁田 段 Advance Iota 25 117
チーム戦
1位 ポンコツ
2位 丹パラA
3位 YUPC
3位 ゆる~り

関連リンク:パラトピア五竜カップ2024(JHFパラグライディング競技委員会)(大会結果もこちらに)

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