THE BEAT GOES ON!
ファイ「ビート2」
2020年に発売されたファイの「ビート(BEAT)」は、EN-Bというもっとも幅広いクラスにおける”完璧なミドルBクラス機”として、長らく同社のベストセラーとして人気を博してきた。その待望の後継機が、今回リリースされた「ビート2」だ。
ビート2は、「パラグライダーは今一度、楽になる必要がある」というファイの信念をもっとも象徴するモデルの1つでもある。
初代ビートとビート2は、投影形状は同じながら、実は非常に多くの違いがある。特に内部構造は、ラインの取り付け位置の変更、ダイアゴナルリブの最適化が施されるなどしてまったく新しいものとなっている。
同様に、インテーク形状、セイルカット、ロッド、スタビラインもまた、初代ビートとはまったく違うものとなった。ブレクラインとスタビラインには丈夫で視認性の高いオレンジ色の被膜が施されている。
初代ビートは、卓越した安全性とシンプルな取り扱いやすさ、そして上級パイロットをも満足させるパフォーマンスを、完璧なバランスで実現させていた。同社はそんな「ビートらしさ」を維持しながら、さまざまな要素を慎重に向上させることに成功した。
デザイナーのハンネス・パペッシュは次のようにコメントしている。
「私自身、初代ビートでよくフライトし、その快適さを満喫していました。ビートが我が社のベストセラー機であるのにはちゃんと理由がありました。
それだけに、ビート2の開発に取り掛かった時、改善すべき点を見つけるのは簡単ではありませんでした。それでも、テイクオフ特性を向上させ、さらに軽量化し、より安全性を高め、そしてハンドリングを大幅に改善しました。また、よりクリーンな翼型と翼剛性の向上により、パフォーマンスは体感できるほどに向上しています。
ビート2は、初代よりもさらに大きな成功を収めると確信しています」。
BEAT 2 スペック
サイズ | 18 | 20 | 22 | 23 | 24 |
セル数 | 56 | 56 | 56 | 56 | 56 |
翼面積(投影)m² | 17,74 | 19,72 | 21,73 | 22,77 | 23,79 |
翼面積(実測)m² | 20,8 | 23,11 | 25,48 | 26,7 | 27,9 |
スパン(投影)m | 8,29 | 8,74 | 9,18 | 9,4 | 9,61 |
スパン(実測)m | 10,51 | 11,07 | 11,63 | 11,9 | 12,17 |
アスペクト比(投影) | 3,88 | 3,88 | 3,88 | 3,88 | 3,88 |
アスペクト比(実測) | 5,31 | 5,31 | 5,31 | 5,31 | 5,31 |
コード(max/min) m | 2,45/0.66 | 2,58/0.7 | 2,71/0.73 | 2,77/0.75 | 2,84/0.77 |
機体重量 kg | 3,9 | 4,2 | 4,5 | 4,65 | 4,8 |
飛行重量 kg | 50-75 | 65-85 | 75-95 | 83-103 | 90-110 |
認証(EN /LTF) | B | B | B | B | B |
【お問い合わせ先】
㈲エアハートコーポレーション
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